03

前回までのあらすじ
なんとか無事に仲直り(?)

「所でさ…テイト、どこで寝るんだ?」

その、ミカゲの一言で俺とハクレンはフリーズした。それも束の間、直ぐに真っ赤になる。

「た、例えルームメイトでも…////」
「っつったって、テイトのベッドなんてまだ無いし…」
「お、俺ならどこでも!;ゆ、床でだって構わないよ!!」

流石に相手は女の子だ。同じベッドなんて口が裂けても言えない。それに、正直本当にどこでだって寝られるつもりだ。別に廊下だって構わない。

「んー…あ、じゃあさ!こういうのはどうだ?」

ミカゲがポン、と手の平を打つ。名案だ、とばかりにニッコリしていた。

「俺のベッドでテイトが寝て、俺はハクレンとこで一緒に寝るよ♪」

ミカゲが自信満々に答えた。それに対して、俺もハクレンも目を丸くさせた。

「ミカゲが私と寝るの?」
「あぁ♪嫌か…?」

シュン、とあからさまに落ち込んだフリをする。その顔が妙にらしくなくて、ちょっと笑いそうになった。

「嫌、じゃないけど……」
「ミカゲこそ、借りていいのか?」

恐る恐る聞いてみれば勿論、と深く頷かれた。
俺は胸の奥がじん、と熱くなった気がした。

とりあえずミカゲの言葉に甘え、俺は“お願いします”と頭を下げた。
その日はとりあえず、ミカゲのベッドを借りて一夜を過ごした。

NEXT...

後書き↓
済みません、睡魔でgdgdに…
あぁ、眠い…;;