ハクレンHPB!!
ハクレンSIDE
今日はオレの何回目かの誕生日。
教会のみんな総出でパーティーを催してくれた。
しかし、そこにはオレの恋人は愚か、その宿主の姿さえ見つからない。
只でさえ、大人数だ。きっと、人混み酔いでもして、どこかで外の風に当たっているのだろう。
そう思い、辺りを捜していると、不意に背中を誰かにつつかれた。
「フラウ司教…?」
「おう。楽しんでるか?」
きらきらと、教会の蛍光灯が彼の金髪を照らす。
はい、と頷けば、手紙らしきものを手渡された。
「テイトがお前に渡してくれってさ」
「テイトが?」
渡したからな!
そう言い残し、フラウ司教は去っていく。
手紙の封を開け、中の紙に目を通す。確かにテイトの字だった。
たった一言、部屋で待ってる。と書き綴られたそれは、手紙を書くのさえ苦手な彼を表しているようだった。
手紙をポケットに仕舞い、部屋に走って向かう。
∞∞∞
「テイト、入るぞ」
返事も聞かずにドアを開ける。
そこで息を飲んだ。
オレのベッドに腰掛けた、一人の少年の姿に。
いつもは、翡翠の瞳で無愛想な笑顔で迎えてくれる彼だが…
目の前にいるのは、爛々と緋色の瞳を輝かせ、右手にも同様の色の魔石を宿した…大天使様だった。
「ミカエル、様…?」
「随分と速かったな、ハクレン」
すっくと立ち上がり、オレのすぐ傍まで歩み寄ってくる。
伸長の問題で、彼が見上げる形だ。
その口元には笑みを称えている。
「ふ…見よ!この愛らしいリボンを!」
頭に可愛らしくリボンを結び、満面の笑みでくるくると回りだす。
宿主の容姿が容姿の為、不覚にも女性に見えてしまいそうになる。
「えっと…それで?」
何故にオレを呼び出したのか、そう問えば大天使様は、鈍いな…と呟き、オレの胸に飛び込んできた。
「今日はハクレンの誕生日だろう?好きな者を悦ばせるならこれが良いと聞いたのだ!」
いや、全く以て答えになっていません。
ツッコミそうになるのをぐっと堪え、彼を見下ろす。
「“自分にリボンを付けてプレゼント”!だ!」
そう言うミカエル様は、生き生きとしていた。
「それで、ミカエル様…私にどうしろと言うのですか?」
半ば呆れた声になる。
彼はオレの腕を引き、ベッドに座らせると、勢いよくベッドに組敷いてきた。
覆い被さるように乗る、小さな躯。
オレを見つめる緋色は妖艶に輝く。
「私がハクレンを主の躯を以て…悦ばせてやろう」
「はい?」
先程から思っていたのですが、よろこばせるの漢字が違いませんか?
その疑問は、彼に口付けられ、塞がれてしまった。
「おめでとう、私の愛しいハクレン」
「ちょ、ま…アッーーーーー」
Happy Birthday to HAKUREN!!
初書き瞳ハク(^q^)
こんなのでいいのかしら……?
本当はハクレン総受けにでもしようかと思ったんですが…
気力と時間が(-_-;)
ここまで閲覧ありがとうございます(*^^*)
以下、瞳ハク←ミカ
「ちょっと待ったあああああ!!!」
「む…なんだ貴様…邪魔をするな!」
「ハクレンはオレのなんだよ!何寝とろうとしてんだ!」
「何を言う…ハクレンは我が主の大切な人…故に私の愛しい恋人だ。貴様のものだと?笑わせてくれる」
「それだったら本人に聞くだけだ!なぁ、ハクレンは誰のなんだ?」
「……そんなに寝たいなら、今日は三人で寝ればいいだろう?」
「ハクレン……」
「流石だ!愛しているぞ、ハクレン!!」
仲良く、三人で川の字(ハクレンに抱き付いて)寝ましたとさw
おぉう…目がチカチカするw
ミスったな……←
今日はオレの何回目かの誕生日。
教会のみんな総出でパーティーを催してくれた。
しかし、そこにはオレの恋人は愚か、その宿主の姿さえ見つからない。
只でさえ、大人数だ。きっと、人混み酔いでもして、どこかで外の風に当たっているのだろう。
そう思い、辺りを捜していると、不意に背中を誰かにつつかれた。
「フラウ司教…?」
「おう。楽しんでるか?」
きらきらと、教会の蛍光灯が彼の金髪を照らす。
はい、と頷けば、手紙らしきものを手渡された。
「テイトがお前に渡してくれってさ」
「テイトが?」
渡したからな!
そう言い残し、フラウ司教は去っていく。
手紙の封を開け、中の紙に目を通す。確かにテイトの字だった。
たった一言、部屋で待ってる。と書き綴られたそれは、手紙を書くのさえ苦手な彼を表しているようだった。
手紙をポケットに仕舞い、部屋に走って向かう。
∞∞∞
「テイト、入るぞ」
返事も聞かずにドアを開ける。
そこで息を飲んだ。
オレのベッドに腰掛けた、一人の少年の姿に。
いつもは、翡翠の瞳で無愛想な笑顔で迎えてくれる彼だが…
目の前にいるのは、爛々と緋色の瞳を輝かせ、右手にも同様の色の魔石を宿した…大天使様だった。
「ミカエル、様…?」
「随分と速かったな、ハクレン」
すっくと立ち上がり、オレのすぐ傍まで歩み寄ってくる。
伸長の問題で、彼が見上げる形だ。
その口元には笑みを称えている。
「ふ…見よ!この愛らしいリボンを!」
頭に可愛らしくリボンを結び、満面の笑みでくるくると回りだす。
宿主の容姿が容姿の為、不覚にも女性に見えてしまいそうになる。
「えっと…それで?」
何故にオレを呼び出したのか、そう問えば大天使様は、鈍いな…と呟き、オレの胸に飛び込んできた。
「今日はハクレンの誕生日だろう?好きな者を悦ばせるならこれが良いと聞いたのだ!」
いや、全く以て答えになっていません。
ツッコミそうになるのをぐっと堪え、彼を見下ろす。
「“自分にリボンを付けてプレゼント”!だ!」
そう言うミカエル様は、生き生きとしていた。
「それで、ミカエル様…私にどうしろと言うのですか?」
半ば呆れた声になる。
彼はオレの腕を引き、ベッドに座らせると、勢いよくベッドに組敷いてきた。
覆い被さるように乗る、小さな躯。
オレを見つめる緋色は妖艶に輝く。
「私がハクレンを主の躯を以て…悦ばせてやろう」
「はい?」
先程から思っていたのですが、よろこばせるの漢字が違いませんか?
その疑問は、彼に口付けられ、塞がれてしまった。
「おめでとう、私の愛しいハクレン」
「ちょ、ま…アッーーーーー」
Happy Birthday to HAKUREN!!
初書き瞳ハク(^q^)
こんなのでいいのかしら……?
本当はハクレン総受けにでもしようかと思ったんですが…
気力と時間が(-_-;)
ここまで閲覧ありがとうございます(*^^*)
以下、瞳ハク←ミカ
「ちょっと待ったあああああ!!!」
「む…なんだ貴様…邪魔をするな!」
「ハクレンはオレのなんだよ!何寝とろうとしてんだ!」
「何を言う…ハクレンは我が主の大切な人…故に私の愛しい恋人だ。貴様のものだと?笑わせてくれる」
「それだったら本人に聞くだけだ!なぁ、ハクレンは誰のなんだ?」
「……そんなに寝たいなら、今日は三人で寝ればいいだろう?」
「ハクレン……」
「流石だ!愛しているぞ、ハクレン!!」
仲良く、三人で川の字(ハクレンに抱き付いて)寝ましたとさw
おぉう…目がチカチカするw
ミスったな……←