レンマサSS R-18指定の為、閲覧注意
- 聖川SIDE-
「っおい、離せよっ!」
「……」
強引に連れられやって来たのは誰も寄りつきそうにない小さな何もない公園。
昔、2人で遊んでいた記憶が微かに脳裏をよぎる。
「…?今更、なんで…」
「聖川」
っ……!!
俺は小さく息を飲んだ。
神宮寺が指差す先にあるもの。
思わず目を疑った。
「まだ、残ってた、のか…」
あの日2人で作った秘密基地。
所々腐敗化しているが、未だに中に入れないことはないようだった。
先々中に入って行く神宮寺の後を追って俺も入ってみる。
中は思った以上に綺麗だった。
「驚いたか?」
「……正直な」
「実はここ数日、オレが来て掃除してたんだ」
「意外だな」
神宮寺は自分で用意したのだろう、ベッドらしきものに腰掛け、俺を手招いている。
俺は少し距離を取って隣に座った。
「相変わらずだな、照れ屋なとこは」
「!誰がっ…」
ジッと見つめられる。
まるで金縛りにあったかのように、その瞳から目が離せず、俺は神宮寺と視線を交わした。
黙って伸ばされる手。
俺の頬を撫でると、クィッと顎を持ち上げ、顔を近づけてくる。
俺は身動きもとれずに、ただその身を委ねた。
「……真斗」
「…っん、」
触れる唇は首筋を伝い、鎖骨に軽く吸いつく。
俺の鎖骨に真っ赤な薔薇の華を咲かせ、ついばむように唇にキスを落とした。
その間に着ていた服のボタンを外され、俺の白く大して肉付きのよくない躯を露わにされる。
「…ゃ、っ//」
俺の乳首を口に含むと、舌先で舐めたり、甘噛みしたりと愛撫し始めた。
途端にこらえきれず漏れる声。
俺は恥ずかしくなって奥歯を噛み締めて声を押し殺した。
「コエ、我慢するなよ…」
「…っどこ触ってっ……!!///」
「どこって…ナニだけど?」
「っ!!///っの…無神経がっ///」
俺の男の象徴を何の躊躇いもなく下着を下ろしてこする。
乳首だけで気持ちが高ぶっていた為、ソコからはうっすらと先走った液がこぼれ初めていた。
神宮寺はその液をもっと、とばかり欲するかのように男根を口にくわえた。
- 神宮寺SIDE-
くわえた男根からは青臭い香りが鼻、口内を刺激する。
けど、オレは離さなかった。
最後までやる、そう決めたんだ…
「ん、ぅ…」
舌を上手く使って、根元、裏筋、先を丁寧に舐めながら刺激する。
時折、喉元ギリギリまでくわえてから、一気に抜き出したりと緩く刺激しながら。
そうすれば、坊ちゃん育ちの体は呆気なく果てるだけで。
「っあああああっ!!」
「くっ…」
さすがに全部は無理。一部を残して吸い取って、一部を後ろの蕾に潤滑油の代わりに塗りたくった。
その蕾に指を一本、二本、三本、と増やしながら、ナカを自由にかき混ぜるように動かした。
聖川はビクビクと体を反応させ、自ら求めるように指をナカで抜き挿し始めた。
「おまっ…えろすぎ…」
「ん、はぁ、あ、んぁあ、もう、むり…」
「オレだって…!」
あまりの快楽に思考と理性が切れたのか、オレの男根を、と聖川が手でさすり出す。
オレは慌ててその手を掴み、組敷く。
そして…----
「んぁっ…」
「いま、やるよ…」
一気に指を引き抜き、オレをあてがい、ナカへと貫いた。
途端に響く甲高い喘声。オレは最奥を貫くと、律動を速めた。
それに合わせて聖川も腰を揺らす。耳には、2人の吐息と、ベッドの軋む音、体をぶつける音、溢れる水音だけが満たした。
それ以外は互いを呼び合う途切れ途切れの声のみだった。
「っれん、れん……っ」
「まさ、と…」
「ぁ、ぁあっああああああああ!!」
やがて、聖川が達し、後ろを締め付けられる感覚にオレも連られ、ナカで達した。
事後の余韻で、気を失った聖川の隣に倒れ込むようにオレも眠りについた。
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次に気がついた頃には、頭に血を登らせ、真っ赤に顔を染めた聖川に怒られたのは、言うまでもない。
- END-
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中途半田…(-3-;;))
スランプ中に完成、うた☆プリよりレンマサです、はい…
久し振りの裏で恥ずかしくなりました//
遅くなってすみませんでした;;
...10/11 更新