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前回までのあらすじ
オウカに誘われ、ハクレンとデートすることに…
「どうしてこうなった?」
約束の週末、俺はオウカの部屋に来ていた。
待ち合わせ場所までは別行動ということになったのだ。
それは構わない。が……
「うん、テイト、凄く可愛いぞ!!」
「何で女装!!?」
そう、俺は何故か女物の服を着せられ、オウカの手により、化粧も施されている。
「いきなり、男とデートは逆効果だろ?女の子の気分になって、女の子同士の買い物だと思ってデートするんだよ」
「なんだよ、それ……」
確かに、ハクレンの為を思うなら、この格好が的中かもしれない。
普通に接してくれそうだ。
「とりあえず…行ってこーい!!」
ドン、と背中を押される。俺は渋々と待ち合わせ場所の駅まで走った。
NEXT...
後書き↓↓
すみません、続きは明日書きます;;;