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前回までのあらすじ
カストル先生は苦労性だった。

「週末?」

空いているか、確かにそう聞かれた。
…オウカに

「何かあるのか?」
「いや、大した事じゃないんだけど…ハクレンの男恐怖症を治す為にデートしてみないかって…」
「……は?デート……ってデート!!?////」

思わず声が大きくなる。
デート…デートって言ったらアレだよな…恋人同士が出掛けるってやつ…
それくらいなら俺だって知ってる。
経験者かどうかは別だが。

「で?無理か?」
「な、なな…んで…俺…?///オウカが行けばいいだろ?///」
「俺じゃダメなんだって…一回やったけど、ハクレンを怒らせちゃって…」

テヘペロッなんてしてる…
話によると、いつもの癖でハクレンにひたすら可愛いとか言っていた割に街行く女性に声を掛けたりしていた…らしい。
正直、怒られて当然だと思うけどな。

「……わか…ったよ……///」

半ば強制に近かったけど、正直言って、別に嫌ってわけでもなかった。
ハクレンみたいな女の子と…例え、疑似恋愛でだったとしても、街を歩けるなんてきっとなかなか出来ない事だし。

「あ、じゃぁ当日は朝イチで俺の部屋に来てくれよ!」
「?分かった」

とりあえず、漸く開放された。俺は早足で自室へと戻る。
一応、ノックをして、返事を待つ。

「はーい…ってテイトか…」
「ハクレン!////」

今の今まで話題の中心だった人物。
思わず顔に熱が集まるのが分かった。

「?あ、さっきは…有難う…//私、まだ泳げないけど…テイトが居てくれて、本当に助かったから……////」
「ぇ…///」
「///ほら、早く入って///」
「あ、あぁっ!!//」

ハクレンにお礼を言われ、更に調子が狂う。
こんな調子でデートなんて出来るのか、正直不安だ。


NEXT...
あとがき↓↓

はいっ!!
ハクレンルートです!!w
なんだろう…もう話が滅茶苦茶……;;;
済みません、gdgdで……;;;