07

前回までのあらすじ
後輩が出来た。

翌日、俺達は朝から体育の授業だった。季節も代わる頃、太陽が照り続ける中、水泳の授業が行われる。
そこで、ある意味衝撃的事実が発覚した。

「えっと…男子はここを使うんだよな…?」

そこには、“男子更衣室”と真新しい貼り紙の貼った教室があった。そこで着替える。まぁ、ここには基本、女子しかいないから、使うのは間違いなく俺だけなんだろうけど…

ガララ…ドアを開ける。

「…………っ、!?」
「あ、」

俺は一歩遅れてドアを閉めた。何故か?そこには……

「え、ここ…女子更衣室だっけ…!?;」

室内には先客がいた。

「ちょっと、別に閉めることねーだろ?」
「うわぁ!?////」

クロユリのと違ったピンクの髪。それは、綺麗に切り揃えられてて。
着替えの最中だったのだろう、上は何も着ていなかった。

俺の目には真っ平な胸が見える。幻覚か?特に恥ずかしがるようすもなく、隠すつもりもないようだ。普通にこちらを見ている。

「?なんだよ…」
「っ///お、女の子なんだから…もう少し隠すとか…///」
「はぁ!?誰が女の子だよ!俺は正真正銘、男だぜ!?」

女の子だと言われ、彼?は声を荒げた。

「お、男…?!」
「あぁ。よく、女の子って言われるけど…お前と同じクラスだぞ?これでも」

同じ、クラス…そう言えば、ミカゲみたいに髪を切った、男子の制服を着た子がいたような…

「あれ、そう言う格好が好きなのかと…」
「怒るぞ。確かに、女の子は好きだ。可愛いし……あ、そういや、テイトって好きな子いるのか?」
「いきなりタメかよ;てか、えーと…俺、お前の名前、知らないし…」

男だと分かり、いそいそと着替え始める。

「俺はオウカ。宜しくな!で、どうなんだ?居るんだろ?」
「否定疑問文かよ」

さっきから何でそんなに聞いてくるんな
だろう…

「居るんだったらこの恋愛のエキスパートの俺がテクを…」
「意味分かんねえ!!ほら、行くぞ///」
「あ、おい、待てよお!!」

サッサと着替え終えると俺達はプールに向かった。

NEXT...
後書き↓
オウカー!キャラw崩れまくった!!;