3/3 雛祭り、そしてミカゲの誕生日。
一日中教会の孤児の女の子達とミカゲのお祝いで教会の人々は賑わっていた。

「ミカゲ、おめでとう」
「ブルピャ〜」

金髪美少年のハクレンが爽やかな笑みでミカゲの喉元を撫でる。そして、首には手作りだろう、テイトから事前に聞いていた、ミカゲの好きな夕日色のチョーカーを結んだ。

「似合ってるぞ」
「ぴゃぁ!!」

よっぽど嬉しいのか、ミカゲはハクレンに擦り寄り、手の平を舐めた。

「そう言えばテイトは…言わずともフラウ司教のとこか…」

ふぅ、と呆れて息を吐く。テイトはフラウを嫌っていた。それでも、なんらまんざらでもないようで、何かと二人一緒に過ごしているのを見かけた。

「お前は、オレの部屋に来るか?」
「ブルピャ!!」

きっと今テイトに逢いに行っても邪魔になるだけだ。ハクレンはミカゲを連れて自室へと下がった。

「ほら、ミカゲ。ケーキだ、昨日作ったんだ」
「ぴゃ!!…ブルッピャ!!」

差し出された、桜色のケーキを喜んで頬張る。口の周りに沢山のクリームを付けている事がよっぽど味が良いのだという事を物語っている。
ハクレンはそれを、ティッシュで拭い取ってやった。

「旨そうで良かったよ」
「ぴゃ!」

その直後だ。物凄い睡魔に襲われたのは。ハクレンは重い瞼を閉じ、テーブルの上に突っ伏した。自然と寝息が聞こえてくる。
その様子を見ていたミカゲは、ハクレンに歩み寄り、共に丸くなりながら目を伏せた。

+

「ん、しまった…寝ていたか…」

んーっと、大きく伸びをする。隣に不自然な温もりを感じてハッとした。
見覚えのない男が寝ていた。

「!!?おま、…!?」
「んん…あれ、ハクレン…?」
「貴様…何でオレの名前を…」

    1. +

あーだめだ、スランプ。

続き書けない^p^←

続かない((

ただ、男=ミカゲで雛祭りの奇跡的なオチにしようとしただけ←

ベッドでの、一戦交えてハクレンが気を失って朝になったらテイトとミカゲ(ブルピャ)が…っていうありがちネタ。

うん、つまらない。済みませんでした。

スランプです……OTL

ミカゲ Happy Birthday!!!