「着替えて来いよ」

珍しくそう言うフラウ。
あぁ、なんだかんだ…やっぱり似合うはずがなかったんだ。
第一、男の俺に、こんな………

「っく、」
「!!?テイト!!?」

あれ、どうしてだろう…?
涙が止まらないや…

「っ…ふら、うはっ…」
「ん?」
「こんなっ、く、女の子のかっこ、似合わないんでしょっ?だから、っく、着替えろって…」
「は?……馬鹿だな…」
「っえ?」

強く強く抱きしめられる。
それでも涙が止まらなくて、いつまでもぐずっていたら、フラウにキスされた。

「似合うに決まってんだろ…すげー可愛い…」
「んんっ…//フラウ…」
「俺だけの、可愛い猫なんだから…正直あんまり他の奴らに見せたくねぇくらい」
「っっ!!////」

俺だけの………
それが妙に耳に残って俺は恥ずかしくなって、フラウの広い胸板に顔を埋めた。フラウは喉の奥でくっく、って笑ってる。その笑い声でさえも、心地良い振動となって耳に響いた。

「顔、上げろよ」
「ゃ、やぁ///」
「ったく…可愛い事しやがるぜ…後でずっと鳴く羽目になるのはテイトだからな?」
「も、もぅ…!直ぐそうやって…///………エロ司教……」
「可愛いな…」
「っん、///」

耳を撫でられる。俺は小さく喉を鳴らした。

「愛してるよ…俺だけの仔猫ちゃん?」
「っ〜〜〜!!////ひ、卑怯だ!!…その、声…!!////」

腹の底に響くような声。俺は苦しくなって、目を逸らす。

「ん、俺…も…すき……////」
「可愛いなー…そんな顔も」
「ぅ〜〜〜!!////」

2/22はにゃんこの日。
これは今日、初めて身を持って知った。
………もう、嫌だけど、こんな格好……//
その後、フラウに散々鳴かされたのは…
言う必要ないけど///

END=^ω^=

あ″〜…字数が入りきらず、2日かかってしまった……orz
よりによって、ただでさえ間に合わなかったのに……(;ω;`)
お粗末様でした!!!orz