続)

…で。
結局…その後はコーヒーカップとか、絶叫系とかで挽回しようと思ったけど、全て空回り。
設楽は顔色一つ変えずにいた。
…つまらなかったのかな…?

「…ぁ、最後に観覧車…乗ろうよ」
「あぁ」

+

地味に揺れながら僕達を乗せたゴンドラが上がっていく。
設楽はじっと無言で景色を眺めていた。

「…っ、今日は…付き合ってくれて有難う…」
「!…いや、別に…」
「…っ、一緒に来たのがちぃ姉じゃなくてごめんね…?」
「はぁ!?」

つい、口にしてしまった。
設楽は真っ赤になってる。

「知ってるよ…設楽がちぃ姉の事好きって事くらい…でも…」
「……っ///馬鹿…」

ガタッ。
設楽が立ち上がる。ゴンドラが揺れた。

「…一度しか言わないからな…今日は…楽しかった…誘ってくれて有難う。誘ってくれたのがお前で良かった」
「!!っえ!!?」

ガタンッ。
今度は僕が立ち上がる。ゴンドラが衝撃で激しく揺れた。
バランスを崩して、僕は設楽の上に乗っかる体制に…

「っ///ごめ……。…!」
「…///早く、降りろ…////っん////」

一瞬だった。一瞬…僕は設楽の顎に手を添えると触れるだけのキスをした。
自分で何でしたのかなんて分からない。でも、無性にしたくて…

「っ//////ゃっ////」
「!!ごめんっ////」
「…………////ばか…僕は男だぞ…」
「!…うん…でも//その………////」

心臓が早く脈打つ音が響く。
どうしよう…目の前に居る設楽が凄い可愛く見えて…///

「どうしよ、僕……設楽が好き、みたい……」
「!!?なぁっ!?////」
「ちぃ姉が居るのにぃいい…どうしよぉ……」
「……っ」

ガタン。
ゴンドラが止まる。扉が開いて、一足先に設楽が降りた。
一度、こちらを振り向くと、人混みに消え入りそうな声で…

「僕も、好きだ…////」

って言ったのが分かった。
当の本人は真っ赤になって走ってしまったけど。その背中を追って、人通りの少ない道に隠れて抱きしめた。

「……///」
「設楽…ちぃ姉以上に好き…好きだよ…///」
「………ぁぁ……////」

また、顎を持ち上げると今度は深いキスをした。

END))

  1. α

きら「日奈先輩!!見ました!!?///」
日奈「えぇ、勿論よきらちゃん!!///」
片瀬「優の奴…う″ぇ…」
日奈「哲夫、汚い」
きら「片瀬さん、設楽君が好春に取られたからって落ち込まないで下さいよ!…涼さんだっているじゃないですかぁ//」
片瀬「てめっ…涎垂らすな!!変態!!!」
日奈「きらちゃん!!早速そこの喫茶店で語りましょう!!/////」
きら「はいっ!!///」

……主人公と日奈先輩は筋金入りの腐女子^p^
片瀬はそれを知っていて、優達のデート(←)をストーキングするのに付き合わされた…って話((←

    1. +

一応終了ーーー!!
スランプなんでmjヲワタ\(^p^)/
これ、大体は蘭ちゃんとオリエンテーションの時の休み時間に考えたネタだったりする(←
お付き合いするお話^^
好優なのかイマイチ怪しいが…;;