貴方が好きです___好×優

「僕、設楽が好きなんだ!」
「………は?」

突然呼び出されて言われた告白。
その相手は普段、僕を目の敵にして毛嫌いしている柏木好春。
どういう風の吹き回しだ、僕は驚いて間抜けな声が出た。

「だからね、設楽…僕は…」
「いや、何がだから、だ?僕はあの無神経女じゃないんだが」
「知ってるよ…勿論、ちぃ姉も大好き!でもね…それ以上に設楽、君のことが好きなんだ……」

そっと僕の手を握る。
なんなんだ、コイツ…いきなり男の僕の手を握ったりして…
はっきり言って僕はホモとかゲイとかそういう趣味はない。
だからこそ、柏木のこの行動が気持ち悪い…

「ねぇ、設楽はどうなの?」
「…んで…」
「え?」
「なんで、僕が好きなんだ?」
「そ、それは……//例のカラス騒動の最後…ちぃ姉と必死になって僕を助けようとしてくれたでしょ…?そのとき、僕…そんな必死な設楽を見てて…“あぁ、ずっと傷つけてきたのに…僕のことにこんなにも必死になってくれるなんて…僕、この人と一緒にいたい…”って思うようになったから…///だから、その…」
「…………」

珍しく僕を相手に頬を朱に染めていた。
僕は言葉を失った。

「別に、設楽が僕のこと…なんとも思ってなくても構わない…けど、僕はっ……本気、なんだ」
「……僕は」
「!……」
「僕は分からない」
「…うん」
「ただ、気持ちは受け取っておく」

そう言うと微笑む柏木は本当に嬉しそうで、少なからず、僕の鼓動は高鳴り始めていた。

ー(貴方が好きです)ー
(もう少ししたら、)(きっと僕も)

___END_______________________________

わぁぁーしょっぱ!!
後くだらねえええ!!((←
ダメだ、スランプだわ……;;

上手くいかない……

ここまで閲覧ありがとうございました